- フィギュアに色移りしないしない方法を知りたい
- できれば簡単にできる方法がいい
- 色移りしてしまう原因は?
このような悩みに答えていきます。
フィギュアを入れ替えたり、片付けたりするときに色移りを見つけてしまうことってありませんか?
気をつけているつもりなのに、いつの間にか色移りしていることもありますよね。
フィギュアはけっこう色移りが起きやすい代物です。
この記事を書いた人
- 2019年からフィギュアコレクター
- Twitterで美少女フィギュアの情報発信
- フィギュア購入・買取・お悩みについて50件以上記事執筆
そこでこの記事では「色移りを防止する5つの方法」と「色移りの原因」について詳しく解説します。
- フィギュアの色移りを防止する方法5選
- フィギュアに色移りする原因
- フィギュアの色移りによるデメリット
フィギュアに色移りがあると、落とすのも大変だし、なにより愛着が薄れてしまいます。
記事を最後まで読んで未然に色移り対策をして、あなたの大切なフィギュアを綺麗に保ちましょう!
他にも普段からフィギュアの状態に気をかけてほしいです。
以下の記事でフィギュアのお手入れについて解説しているので、フィギュアをきれいなまま飾りたい人はぜひ読んでみてください。
フィギュアの色移り防止対策5選
フィギュアの色移りを防止するのに効果的な方法は以下の通りです。
- ①ルネサンスワックスを塗る
- ②飾るときは色移りしそうな箇所にビニールを挟む
- ③フィギュア保管時は、元の状態に戻す
- ④フィギュアの着脱はビニールを挟む
- ⑤飾っているフィギュアは固定する
最も効果があるのが「ルネサンスワックスを塗る」方法になります。
筆者もフィギュアの色移りにルネサンスワックスを使っていますが、これ1個あれば他の色移り対策をしなくてもいいです。
塗る量も色移りしそうな箇所に少量塗るだけなので簡単に済みます。
詳しくは以下の記事で解説しています。

それでは、フィギュアの色移り防止策について1つずつ詳しく解説していきます。
①ルネサンスワックスを塗る

1つ目に紹介する方法は、フィギュアにルネサンスワックスを塗ることです。
ルネサンスワックスは、美術館や博物館で美術品やアンティークの保存に使われているワックスで、フィギュアの色移りを防ぐ効果もあります。
使い方はワックスを少量とって、フィギュアの色移りしそうな箇所に塗るだけです。


5~10分ほどで保護膜が形成され、フィギュアに色移りすることは無くなります。
使う量も少量だから、1個買えばフィギュア100体以上は塗れるんじゃないかな!
フィギュアへの塗り方やメリット・デメリットについては、以下の記事が参考になります。
②飾るときは色移りしそうな箇所にビニールを挟む

2つ目に紹介する方法は、フィギュアを飾るときにあらかじめ色移りしそうな箇所にビニールを挟んでおくことです。
なぜなら、色移りの一番の原因は、フィギュアの異なる色の部位が接触して起こるものだからです。
画像の「コトブキヤの中野ニ乃」は、机の塗料が白いソックスに色移りする危険があったので、机と太ももの間にビニールを挟んで飾っています。
フィギュアについてきたビニールを使うと良いよ!
正面から見ると、そこまでビニールは目立ちません!

③フィギュア保管時は、元の状態に戻す

3つ目に紹介する方法は、フィギュア保管時は、元の状態に戻すことです。
飾らなくなったフィギュアを片付けるときは、購入した時の状態に戻すことで色移り防止に期待できます。
フィギュア本体にビニールを巻き付けてからブリスターに入れます。
そうすることで、箱の内部で接触しても色移りすることはありません。
少し手間だけど色移り防止に効果的だよ!
④フィギュアの着脱はビニールを挟む
4つ目に紹介する方法は、フィギュアを着脱するときは、ビニールを挟むことです。
フィギュアのパーツや衣装の着脱で接触しそうな箇所に、事前にビニールを挟むことで色移りを防ぎます。
ビニールはフィギュア購入時についてきてものを使いましょう。
フィギュアを着脱するときに、勢いが余ってパーツが擦れても色移りしません。
⑤飾っているフィギュアは固定する

5つ目に紹介する方法は、飾っているフィギュアを固定することです。
特にフィギュアケース内にフィギュアを詰め込んで飾っている人は、固定することをおすすめします。
なぜなら、フィギュア同士が接触して色移りしてしまうからです。
私はケース内のフィギュアは固定しているよ!
フィギュアの固定におすすめなのは、ミュージアムジェル クリアになります。
飾っているフィギュア同士の距離が近く、揺れや振動で動いたときに接触する可能性がある場合は、ミュージアムジェルで固定しましょう!
ジェル状の液体なので、設置場所が目立ちにくく接着力もあり剥がすのも簡単です。
以下の記事で、ミュージアムジェルについて詳しく解説しています。
フィギュアに色移りする原因

そもそもなんで色移りが起こるの?
フィギュアに色移りが起きてしまう原因は、以下の通りです。
- フィギュアの接触
- 温度や湿度
- 日光や強い光
フィギュアの接触
1つ目の原因として考えられるのは、フィギュアの接触によるものです。
飾っているフィギュアの距離が近すぎて、何かの拍子に接触してしまい、色移りしてしまいます。
フィギュアをディスプレイケースや棚に配置する際は、フィギュアの間に適切なスペースを設け、互いに触れ合わないようにしましょう。
温度や湿度
2つ目の原因として考えられるのは、温度や湿度の変化にともなうものです。
高温や高湿度の環境は色移りや変色のリスクを高めます。
フィギュアを保管する場所は、温度と湿度を一定に保つことができる場所が最適です。
フィギュアケース内に除湿剤を使用するのもおすすめです。
日光や強い光
3つ目の原因として考えられるのは、日光や強い光によるものです。
フィギュアは紫外線や強い光にさらすと色あせや変色の原因となります。
直射日光や明るい照明の下での長時間の展示や保存は避けるようにしましょう。
フィギュア部屋はつねに遮光カーテンを閉めておくことをおすすめします。
フィギュアケースにUVカットフィルムを使用して光の透過を制限するのもありです。
フィギュアの色移りによるデメリット
だけど、そこまでする必要があるかな?
フィギュアの色移りによるデメリットは以下の通りです。
- 見栄えが悪くなる
- 色移りを落とすのが大変
- 買取価格に影響が出る
見栄えが悪くなる
衣装や肌に色移りがあると、見栄えが悪くなります。
衣装の内側など目立たないところならまだいいですが、すぐに目に入る箇所に色移りがあると見た目に影響がでます。
それが、あなたのお気に入りフィギュアだと考えてみてください。
精神的にもかなり萎えませんか?
別に気にしないという人はそのままでいいですが、そうでないなら色移り対策をしましょう!
色移りを落とすのが大変
色移りしてしまった場合、落とすのも大変です。
色移りした箇所が少なければ、「消しゴム」や「メラミンスポンジ」でこすれば、落とせます。
しかし色移りした箇所が多いと手間がかかるし、時間が経てば経つほど落ちにくくなります。
そのような場合「中性洗剤を使って丸洗い」や「アルコールで拭く」ことがおすすめです。
それでも色移りが落ちない場合、その部分を削るしありません。
ただし難易度が高く、フィギュアを傷つけてしまう可能性があります。
そうならないためにルネサンスワックスなどを使い、しっかり色移り対策することが大切です。
買取価格に影響が出る
フィギュアを手放すときにも、色移りがあるフィギュアとないフィギュアでは買取価格に差が出ます。
あなたがフィギュアを買う側なら、色移りや汚れがあるフィギュアを買いますか?
私はよっぽどお得な値段で売っていない限り、購入することは無いと思います。
つまり、値段を低くしないと売れないので買取価格も下げなくてはいけません。
また、メルカリなどのフリマアプリで売る場合も商品説明に記載しないとクレームのもとになります。
あなたが今まで大切にしていたフィギュアを少しでも高く売りたいなら、色移り対策をしましょう。
まとめ:フィギュアに色移り防止は必須
- ①ルネサンスワックスを塗る
- ②飾るときは色移りしそうな箇所にビニールを挟む
- ③フィギュア保管時は、元の状態に戻す
- ④フィギュアの着脱はビニールを挟む
- ⑤飾っているフィギュアは固定する
今回は、フィギュアの色移り防止について徹底解説しました。
フィギュアはけっこう簡単に色移りしてしまいます。
いつの間にか色が移っていることもあるよ…。
せっかく買ったフィギュアに色移りが起きたら嫌じゃないですか?
色移り防止はそこまで難しい作業ではありません!
あなたの大切なフィギュアに色移り対策をして、フィギュアを長く楽しみましょう!
色移り防止に最も活躍するのはルネサンスワックスだよ!

これで終わります。
ありがとうございました。
以下の記事で、フィギュアコレクターに必須級の便利なお手入れアイテムを紹介しています。
フィギュア好きな人はぜひ読んでみてください。