フィギュアの箱を収納する方法4つ！フィギュアコレクターが解説

フィギュアコレクターの悩みのひとつに「フィギュアが増えるにつれて箱の置き場所がなくなる」があります。

箱を捨てるのが一番楽だけど売るときに損をするし、何より箱も作品の一部だから捨てたくないですよね。

本記事ではフィギュアコレクターの筆者が、フィギュアの箱を収納する方法を徹底解説！

本記事を読めばフィギュアの箱を収納する方法が分かり、部屋に山積みになったフィギュアの箱をすっきりさせられます。

ぜひ最後までお読みください。

増えすぎたフィギュアは減らすことも必要です。

以下の記事でフィギュアを手放すときに後悔しないための方法を解説しているので、ぜひあわせてお読みください。

フィギュアの箱を収納する方法4つ

フィギュアの箱を収納する方法は以下の4つ。

デッドスペースの活用

フィギュアの箱を収納する方法1つ目は、デッドスペースを活用すること。

ベッド下や家具と天井の隙間を使えば、部屋を広く保てます。

ただしホコリが溜まったり、湿気の影響を受けたりとデメリットがあります。

そのためビニールを被せたりダンボールや収納ボックスに入れたりすることをおすすめします。

• ほこり対策：蓋つきのボックスやビニールを被せる
• 湿気対策：収納ボックスには乾燥剤を入れる

大きい収納ボックスやダンボールに入れサイズを統一する

フィギュアの箱を収納する方法2つ目は、大きい収納ボックスやダンボールに入れサイズを統一すること。

大小様々なフィギュアの箱も大きな収納ボックスや規格が統一されたダンボールに入れてしまえば、見た目のサイズを揃えられます。

クローゼットや押し入れなどの収納スペースを効率よく使えます。

140サイズのダンボールで小型～中型スケールフィギュアの箱が6個ほど入りました。

ただし一度ボックス内に入れてしまうと、どこに何のフィギュアが入っているか一目で分からなくなるデメリットがあります。

収納ボックスにフィギュアの名前を書いたメモを貼っておけば、どこに何のフィギュアを保管したか管理しやすいです。

トランクルームを借りる

フィギュアの箱を収納する方法3つ目は、トランクルームを借りること。

デッドスペースも使い切り、収納の工夫も限界なら、家の外にフィギュアの箱を保管するスペースを確保するのが最も確実な解決策です。

トランクルームとは、物品を収納する貸し倉庫などの施設のこと。

トランクルームを活用すれば大切なフィギュアの箱を一つも手放すことなく、生活空間を劇的に広げられます。

しかしデメリットもあります。

そんな人はフィギュアを減らす努力をしたほうがいいです。

もしくは宅配型のトランクルームならデメリットを最小限に減らせます。

筆者のおすすめ宅配型トランクルームは「minikura」

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箱を畳んで保管しブリスターは捨てる

フィギュアの箱を収納する方法4つ目は、箱を畳んで保管しブリスターは捨てること。

物理的な体積を最も確実に減らせる最終手段です。

しかしいくつかの大きなデメリットがあります。

もともとあまり高く売れない一番くじやプライズフィギュアに有効な方法です。

しかし筆者としては箱を捨てるくらいなら、不用になったフィギュアを手放すことをおすすめします。

以下の記事で後悔しないフィギュアの減らし方を解説しているので、ぜひあわせてお読みください。

フィギュアの箱を収納する際に気をつけること4つ

フィギュアの箱を収納する際に気をつけることは以下の4つ。

湿気・カビ対策は必須

フィギュアの箱を収納する際に気をつけること1つ目は、湿気・カビ対策になります。

フィギュアの箱を長期保管する上で、最も警戒すべき天敵は「湿気」です。

日本の高温多湿な気候ではクローゼットの奥や密閉されたダンボール内は湿気がこもりやすく、対策を怠ると箱の変色や悪臭、カビの原因になります。

クローゼットや押し入れにフィギュアの箱を収納する場合、以下の湿気対策が有効です。

適切な管理を行えばカビのリスクは大幅に減らせます。

面倒ですが大切なコレクションのためにも、湿気対策は確実におこないましょう。

収納スペースに余裕がある人はスチールラックの上にフィギュアの箱を収納すれば、全体的に風通しが良くなりフィギュア収納に最適な空間が出来上がります。

紫外線(日焼け)対策が必要

フィギュアの箱を収納する際に気をつけること2つ目は、紫外線(日焼け)対策になります。

なぜなら太陽光に含まれる紫外線は強力なので、箱の印刷面を退色させてしまうから。

「日焼け」した箱は見た目を損ね、売却時の査定額も下がってしまいます。

フィギュアの箱は「暗所保管」が基本です。

収納スペースに入りきらないフィギュアを保管する場合は、直射日光が当たらない場所や遮光カーテンを引くことが大切です。

害虫対策をおこなうと安心

フィギュアの箱を収納する際に気をつけること3つ目は、害虫対策をおこなうこと。

フィギュアの箱は紙素材が多く害虫（特にゴキブリや紙魚など）にとっては格好の「餌」であり「住処」でもあります。

対策の基本は「侵入させない」と「寄せ付けない」です。

フィギュアの箱は基本的に収納ボックスの中に入れることをおすすめします。

収納ボックスが難しい場合は、箱にビニールを被せるか新しくきれいなダンボールの中に入れましょう。

クローゼットや押し入れなど収納スペースには衣類用でいいので、無臭タイプの防虫剤の設置もかかせません。

適切な予防で悲惨な被害を未然に防ぎましょう。

フィギュアの箱は重いものを下にする

フィギュアの箱を収納する際に気をつけること4つ目は、フィギュアの箱は重いものを下にすること。

クローゼットや押し入れにフィギュアの箱を収納する場合、面積の広い箱や重い箱を最下段に置き、軽いものを上に重ねるのが鉄則です。

そんな人はスチールラックを導入し、箱を重ねず収納する方法をおすすめします。

面倒だからとフィギュアの箱を適当に積んでしまうと下の箱が重みで歪みや破損し、価値が下がってしまいます。

配置を工夫して、自重で箱が壊れる悲劇を防ぎましょう。

フィギュアの箱を捨てるデメリット2つ

フィギュアの箱を捨てるデメリットは以下の2つ。

フィギュアを安全に保管できなくなる

フィギュアの箱を捨てるデメリット1つ目は、フィギュアを安全に保管できなくなること。

フィギュアの箱の中にあるブリスターはフィギュア専用の緩衝材です。

つまりブリスターがないとフィギュアの繊細なパーツが破損するリスクがつきまとい、安全に保管できません。

最悪エアークッション(プチプチ)を巻けば箱がなくても安全に移動できますが、破損のリスクをゼロにはできません。

フィギュアを安全に保管したいなら、フィギュアの箱を捨てるのはやめたほうがいいです。

スケールフィギュアに比べると価値が低いので、万が一破損させてもショックは少ないです。

フィギュアの買取価格が低くなる

フィギュアの箱を捨てるデメリット2つ目は、フィギュアの買取価格が低くなること。

フィギュアは箱込みでひとつの商品なので、箱がないだけで査定額が完品の半分以下、場合によっては買取不可となることも珍しくありません。

実際筆者も箱なしフィギュアを買取に出したことはありますが、高く買い取ってくれる業者でさえ完品の半分以下でした。

【筆者が買取依頼した箱なしフィギュアの当時の相場】

カイトリワールドは筆者がフィギュアを手放すときにメインで利用している買取業者です。

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将来的にフィギュアを売ることを考えるなら、箱を捨てるのはやめたほうがいいです。

よくある質問

フィギュア収納に関する、よくある質問へお答えします。

まとめ：フィギュアの箱収納はデッドスペースの活用から始めよう！

フィギュアの箱を収納する方法は以下の4つ。

フィギュアの箱を収納する際に気をつけることは以下の4つ。

フィギュアの箱を収納する場所がなくなり、箱を捨てたい人は以下のデメリットに納得したうえで捨てましょう。